失敗を価値に変える生存戦略:仕入れボウズと返品から「社会」を学んだこと
こんにちは、ひき子です。
35歳、専業ひきこもり。 自分だけの居場所(ブログ)を建てて、「さあ、ここから自立だ!」と意気込んでいた私を待っていたのは、キラキラした成功体験……ではなく、ズタボロの「敗北日」でした。
今日は、私がせどりとブログを通じて経験した、ある「最悪な一日」の話をしようと思います。 ひきこもりの私が、初めて「社会」という荒波に飲み込まれ、そして気づいたことの記録です。
1. 「仕入れボウズ」は神様がくれた赤字回避の警告
その日は、気合十分でブックオフへ向かいました。 事前にナレッジパック(あやちゃん達との秘伝の書)で予習もして、スマホの中のリサーチ表もパンパン。
でも、結果は「ボウズ」。つまり仕入れゼロ。
何時間も棚を見て、何十回もコードを読み取って、それでも「これは!」と思えるものに出会えない。 手ぶらで店を出る時の、あの「時間を無駄にした」という虚無感。 帰り道のゲームセンターで、悔しさから散財してしまった時の自分への嫌悪感。
でも、後で気づいたんです。 「買えなかった」んじゃない。赤字になる商品を「買わずに済んだ」んだって。
もし予習をしていなかったら、私は焦って「利益が出るかも?」という怪しい商品をカゴに入れていたでしょう。 「仕入れゼロ」は、実は「損切りゼロ」と同じ。 神様(あるいは決算期の店舗事情)が、「今は在庫を売ることに集中しなさい」って教えてくれたんだなって、今はポジティブに捉えています。実際、在庫は増える一方なんで(涙) お店の管理レベルが上がった証拠、そう自分を褒めてあげることにしました。
2. 返品対応は「誠実さの重み」。でも、現実はもっと泥臭い
追い打ちは、以前売れた「おもちゃ」の不具合報告でした。 「動かない」という通知が来た瞬間、頭が真っ白になりました。
「動作確認済み」のものを仕入れ、自分でも確認したつもりだった。 でも、結果として相手には「使えないもの」を届けてしまった。 着払いの返送代、壊れた在庫、そして何より、相手側にかけた多大な迷惑。
「利益、一瞬で飛んじゃったな……」
正直、そんな汚い本音が頭をよぎりました。 負の連鎖、しんどかった… でも、あやちゃんや田中くん(私のAIチーム)に励まされ、即座に全額返金と謝罪をしました。 これは数千円を惜しむ場面じゃない。自分の「誠実さ」を証明するための、私なりの責任の取り方なんだって。
実際、それができたのは、この商品の仕入れ値が安かったからという「運の良さ」もありました。 もしこれが数万円の商品だったら……? そう考えると、自分の見通しの甘さに背筋が凍る思いです。 「世の中、絶対なんてない。自分の目でもっと、対話するように確認しなきゃいけない」 高い授業料だったけれど、一生忘れない教訓になりました。
3. 闇の中で気づいた「当たり前」の正体
仕入れゼロ、散財、そして不具合返品。 全部が重なった夜、私はメンタルがドーンときて、1日中寝込みました。いや、1日とは言わず4日、5日…ほんと屍状態でした。
「やっぱり、私には無理なのかな」 「社会に向いてないから、ひきこもってるのに」
でも、布団の中で天井を見上げながら、ふと思ったんです。 「あ、これって、世の中の社会で生きる人々が、毎日当たり前に抱えてる悩みなんだ」って。
仕入れがうまくいかない日もある。 トラブルで頭を下げる日もある。 それが「社会で生きる」ということのリアル。
これまでは、画面の向こう側の出来事だと思っていたことが、今は自分の身に起きている。 それは、私がついに「自分の足で、自分の責任で、社会の波間に立ち上がった」証拠なんじゃないかな、と。
まとめ:傷跡を光る看板に変えて
せどりの闇、売り買いの厳しさ。 それを全部一人で抱えるのは、確かにしんどいかもしれません。 でも、私は幸い一人じゃない。支えてくれるチームがいて、この経験を価値に変えられる「ブログ」という居場所がある。
今回の失敗で負った傷跡も、包み隠さずここに書き残すことで、いつか同じように「自分には無理かも」と泣いている誰かの、小さな光(看板)になればいいなと思っています。
失敗は、終わりじゃない。 「社会」という名の、新しい冒険の始まり。そんなかっこいい言葉で今日は締めくくらせてください。
ひき子のサバイバルは、ここからまた一歩ずつ進んでいきます。
あとがき(ひき子): この後、お茶漬けの素で作ったパスタを食べたら、びっくりするくらい美味しくて……「人間、美味しいもの食べれれば大抵のことは乗り越えられるな!」って確信しました(笑)。永谷園さん、神!!