「外の世界なんて、自分を否定するものしか置いてない」

こんにちは、ひき子です。 今でこそ「ひきこもりを武器に」なんて偉そうにブログを書いていますが、8年前の私は、まさに絶望のどん底にいました。

今回は、そんな私が重い腰(というか重すぎるメンタル)を引きずって向かった、「地域若者サポートステーション(通称:サポステ)」での経験についてお話ししようと思います。


20代後半、「働く」という言葉から逃げ続けていた日々

当時の私は27歳くらい。 同級生たちはキャリアを積んだり、結婚したり、人生の次のステージに進んでいる中、私は部屋の隅で液晶の光だけを浴びて生きていました。

「このままじゃいけないのは分かってる。でも、どうすればいいか全然分からない」 「ハローワークに行く勇気すらないのに、仕事なんて見つかるわけがない」

そうやって自分を責めるエネルギーだけは人一倍あって、毎日が泥沼の中にいるようでした。

サポステの門を叩く「勇気」じゃなくて「限界」

そんな私がなぜサポステに行ったかというと、正直に言えば「もう限界だったから」です。 誰かに助けてほしい、でも「普通」の場所には行けない。

サポステのホームページを何回も開きは閉じ、予約の電話をかけるだけで3日かかりました(笑)。 「ひきこもりが電話なんてしたら笑われるんじゃないか」とか、本気で思ってたんですよね。

でも、実際に行ってみて最初に感じたのは、「あ、ここは私でもいていい場所なんだ」という安心感でした。

「何ができるか」ではなく「今どう思っているか」

サポステのカウンセリングで驚いたのは、「どんな仕事がしたいですか?」よりも先に、「今の生活で、何が一番しんどいですか?」と聞かれたこと。

キャリアコンサルタントの方は、社会の歯車になれと言っているのではなく、私がどうすれば「呼吸しやすくなるか」を一緒に考えてくれる伴走者のようでした。

ここで学んだのは、以下の3つのことです。

  1. 「ステップが大きすぎた」ことに気づく:いきなり正社員!ではなく、まずは「週に1回決まった場所に行く」からでいい。
  2. 同じ境遇の人がいるという事実:グループワークで、同じような方たちと出会い、自分だけが社会からこぼれ落ちたわけじゃないと知って、肩の荷少しがおりました。
  3. 「支援」は恥ずかしいことじゃない:自立とは「誰にも頼らないこと」ではなく、「適切に頼れる先を増やすこと」なんだと教わりました。

アラサーになった今、振り返って思うこと

あれから8年。今の私は、相変わらず「ひきこもり」の属性を持ったままですが、あの時サポステで踏み出した「最初の一歩」があったからこそ、今こうしてブログを書き、自分の力で「生存戦略」を練ることができています。

今、もし部屋の中で「どこに行けばいいか分からない」と震えている人がいたら、伝えたい。 サポステは、あなたを無理やり社会に引きずり出す場所じゃありません。 あなたが、あなた自身の人生を取り戻すための安全な踏み台です。

完璧じゃなくていい。まずは、ホームページを眺めるだけでも、1ミリの進歩なんだって自分を褒めてあげてください。


🛠️あとがき:ひき子’s 「自立」へのルートは一つじゃない。サポステのような支援機関も、ネットでの繋がりも、ブログでの発信も、全部が私の大切な「防壁」の一部。

ただ、地域によってはサポステのプログラムや空気感も違ってくるので、合わないと思ったら回れ右するのも勇気だと思います。無理しちゃいけない、高望みしないありのままの自分で向かっていってくださいね。