【ステルス散歩】近所のNPC(知り合い)を全回避せよ。ひきこもりがウォーキング中に発動する「隠密行動」ログ
こんにちは、ひき子です。
皆さんは「散歩」と聞いて何を思い浮かべますか? 爽やかな風、鳥のさえずり、優雅なひととき……。
甘い!!甘すぎます!!(ガクブル)
私にとっての散歩――特にまだ実家で「ただの無職」として周囲の視線に怯えていた頃のそれは、そんな長閑なものではありませんでした。それはまさに、一歩間違えれば「働いてないの?」という名の即死呪文を食らう、命がけのステルスミッションだったんです。
今日は、田舎という高難易度フィールドで私が磨き上げた「隠密行動(ステルス)」の極意をお話しします。
フィールド:広大な実家の敷地という名の「逃走経路」
私の実家は、田舎特有の「敷地だけは無駄に広い」物件でした。 家の周りをぐるぐると何周かウォーキングできる感じなのですが、これが逆に仇となります。 どこからでも「外部NPC(近所のおばちゃん)」が視認できる、見通しの良すぎるステージだったんです。
極意その1:耳と目を「全方位レーダー」に
夕方、体力を維持するためにウォーキングを始める時、私の感覚は極限まで研ぎ澄まされます。 BGMなんて聞きません。聞くのは敵機のエンジン音です。
ばあちゃんの友達には、なぜか敷地内までバイクでズカズカ入ってくる強者がいます。 「パランパンパン……」とあの特有の排気音が聞こえた瞬間、私のセンサーが反応します。 「目標、接近中!!回避行動!!」
極意その2:「木々に紛れる」隠れ身の術
バイクの音が近づいてきた時、私がとる行動はたった一つ。 庭にある大きな木々の陰に、マッハで身を隠すことです。 「私は木の一部……私は空気……」と念じながら、バイクが視界から消えるのをじっと待ちます。
誰もいない庭で一人、木の後ろに張り付いて息を殺す29歳(当時)。 客観的に見れば完全にシュールな光景ですが、私にとってはメタルギアソリッドのソリッド・スネークに匹敵する、手に汗握る隠密任務でした。
極意その3:「大通り」に見える影への即時帰還
敷地を歩いていると、遠くの大通りを知り合いのおばちゃんが歩いてくるのが見えることがあります。 あそこで目が合えば、大声で話しかけられるのは確定。 「ひき子ちゃん!今何してるの?」
この致命的なエンカウントを避けるため、人影を視認した瞬間に私はマッハ帰還を発動します。 散歩なんて中断。全速力で自宅の玄関に駆け込み、鍵を閉める。 あの瞬間の心臓のバクバク感は、もう二度と味わいたくないスリルです(笑)
まとめ:透明人間になりたかった、切実な願い
今思えば、そこまでして隠れる必要もなかったのかもしれません。 でも、田舎の濃い人間関係の中では「働いていない人」に向けられる無意識の好奇心が、何よりも鋭い刃のように感じられたんです。
「透明人間になりたい」
あの頃の私は、ただそれだけを願って、庭の木々に紛れていました。 そのステルス技術があったからこそ、何とか壊れかけていたメンタル(HP)を繋ぎ止めてこれたのかもしれません。
もし今、あなたが散歩中に誰かと会うのが怖くて震えているなら。 大丈夫、あなたは一人じゃないよ。木の後ろには、かつての私の「残影」が一緒に隠れているかもしれないからね(笑)
今日もお疲れ様です!🍵